THE TREE OF LIFE ~生命の木~

世界日記 (本編)


   
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20061225223032

↑目覚めの一服は、和国(ジャパン)の象徴(シンボル)を眺めながら・・・。

三年前はマンハイムの友人宅にて、一昨年は屋久島で縄文杉を見上げながら、去年は紅海に面したリゾート地ダハブ(エジプト)で、僕は自身とは全く無縁と言える異教の聖人の誕生日を祝った。そして今年、静岡県は吉原のとある格安ホテルの一室、窓の外では日本最高級の美山が偉そうに自己を主張している。・・・タバコの火は消えた。さて、そろそろシャワーでも浴びよう。とりあえず、今年もメリー・クリスマス!!

proudjapanese
スポンサーサイト

サッカー・クラブ世界一の栄冠は、またも南米王者の頭上に輝いた。僕が陰ながら応援していたアフリカ王者のアルアハリは、去年の汚名を返上する見事な戦いぶりを披露したが、残念ながら決勝の舞台にはあと一歩及ばず、惜しくも三位という結果を秋葉原で購入した大量の「MITSUBISHI霧ヶ峰エアコン)」と共にスーツケースに詰め込み、愛するエジプトの大地へと帰って行った。確かに、アルアハリにはロナウジーニョやアレシャンドレ程のスター選手はいなかったかもしれない。バルサやインテル程洗練されたチームではなかったというのも事実だろう。だが、異常につまらないアラビアン・ジョークとは相反し、非常に面白いアラビアン・サッカーを見せてくれた彼等には、その健闘に対し盛大な拍手を送ると同時に、来年また来日してくれる事を心から願って止まない。

アルアハリ

↑サッカーの神も唯一神?!我等は常にアッラーの名の下に!!

proudjapanese

「その(デジタル)カメラ、日本ではいくらくらいで買えるの?」僕が持つ軽量型写真機を指差してそう質問を投げかけてきた男の顔は、そのほとんどが小汚いターバンと暑苦しいヒゲによって隠されていた。「大体150~200$くらいかな」と僕が答えると、その怪しげな男は「待ってましたー!!」とばかりにニンマリと笑い、そしてそのまま話しを続けた。「やはり日本は安いなぁー。さすがはデジタル国家だ!!それに比べるとエジプトは高いぞ。ここ(カイロ)でソレがいくらで売られているか知ってるかい??」お望み通り首を横に振った僕に対し、そのエジプト人男性は「いやぁー、エジプトは本当に高いぞ。いいかい?電気屋のバーゲン中でも高いんだ。日本人の君では想像も出来ないくらいに高い!」と非常に長ぁ~いフリを効かせた後、次のキメ台詞を発する事でその場の会話を締め括った。「最低でも、最っ低でも、2$はするっ!!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。一応、彼なりにビシッとオチをつけたつもりなのだろう。目の前のアラブ人男性は、その露出の少ない顔をしわくちゃにし、自慢げな気持ちを精一杯表現していた。・・・これが、ちょうど去年の今頃、エジプトの首都カイロで経験した、僕にとっては人生初のアラビアン・ジョークである。当時、一ヶ月の間ほぼ毎日「アラブの笑い」に触れた僕は、その大きな特徴に気づいた。それは、嫌と言う程フリを効かせるのがパターン化されているという事だった。「フリ」とは本来、「オチ」を際立たせる為に存在するものだが、効かせ過ぎると逆に「オチ」を相手に予想させやすくしてしまう。「フリ」は「不利」にも成り得るのだ。よって、アラビアン・ジョークは面白くない!!

「世界バレー8位の植田ジャパン、スーパーシード!!」、「格下との初戦は楽勝!!」、「日本は世界ランク10位、相手は106位!!」、「もはやアジアに敵無し!!」、「強いバレーボール日本代表、カタールでアジアの頂点へ!!」・・・。まさに嫌と言う程の、恥ずかしい程の「フリ」だったと思う。こんな時間までテレビの前で応援していた自分自身が馬鹿らしく思えるくらい、自らが持つ国籍や、体内に流れる大和の血に対して憎悪の念を抱いたくらい、実に笑えないジョークだったと思う。第15回アジア大会・in・ドーハ(カタール)の舞台で、思い上がったバレーボール日本代表(男子)の伸び過ぎた鼻をへし折ったチーム、それは緑の猛獣軍団・サウジアラビアだった。「エジプト+中東の旅」から早丸一年、今日僕は大阪の実家にいながら、あの懐かしいアラビアン・ジョークを目の当たりにした。やはり、アラビアン・ジョークは面白くない!!

さて、ロナウジーニョが来日した事で更なる盛り上がりを見せる「FIFA・クラブワールドカップ・ジャパン2006(クラブW杯)」。世界一強いクラブチームは一体どこか?!シードに位置付けられたFCバルセロナ(欧州代表)とSCインテルナシオナル(南米代表)の二チームが優勝候補として騒がれているが、それらも全ては面白くないアラビアン・ジョークの為に用意された「フリ」なのかもしれない。エジプトが誇るアフリカ代表のアルアハリ、赤いフィールドのコメディアン達は、頂点を極めるという最もつまらないアラビアン・ジョークで以って、世界中のサッカーファンを静まり返らせるつもりだ。

proudjapanese

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。