THE TREE OF LIFE ~生命の木~

世界日記 (本編)


   
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急激な非合法的手段に訴えて政権を奪う行為、クーデター。本日、海を越えて伝わったこのフランスからの外来語が、テレビの前であぐらをかいていた僕に衝撃を与えた・・・。

タイ王国で敢行されたクーデター。国軍と警察が現憲法を停止させ、全土に戒厳令を敷く事で、完全に国の実権を掌握した。その後プミポン国王と謁見した国軍首脳は、タクシン首相に代わりソンティ陸軍司令官が暫定首相に就任した事を発表。これは、2001年から続いたタクシン政権が事実上崩壊した事を意味する・・・。

数年前から、僕はクリスマスを毎年違った場所で過ごす事にしている。実は今年、タイに行こうと思っていた。あの国は僕にとって特別で、かつて親友と二人で周遊した時の思い出は、今も昨日の事のように思い出される。楽しかった。本当に最高の旅行が出来た。僕の旅人生の原点は、間違いなくあの国にある。しかし・・・。

「国民を分裂させ、汚職を蔓延させたタクシン政権は、国の安全と経済運営に悪影響を与えかねない。国軍と警察でつくる民主改革評議会が実権を掌握し、正常化する必要があった」、クーデター敢行の理由をそう説明したソンティ暫定首相。もっともらしい発言だし、これで国は良い方向に向かうかもしれない。事実、タクシンには多くの問題があった。特に国王との関係は、プミポンを敬愛するタイ国民の不満を煽った。だが、タクシンを選んだのもまたタイ国民である事を忘れてはならない。「選ぶ事の責任」、その重さを正当な手段ではなく「武力」で覆したタイ国軍・・・、好きにはなれない。残念ながら、主要施設に配置された戦車や装甲車、強行手段によって制圧された今のバンコクは、大切な人に見せてやるほど魅力的な首都ではなくなってしまった。非常に悲しい・・・。

「我々は国王の下におり、自ら国を統治するつもりはない。出来るだけ早く立憲君主制を回復し、主権を国民に戻したい」・・・。新首相が語ったこの言葉を信じ、旅人を魅了する仏陀の国が一刻も早くかつての輝きを取り戻してくれる事を願って止まない。

さて、今年のクリスマスは何処に行こうかなぁ?

岐阜生活58日目、他国の平和と職場の平穏を祈りつつ終了。
proudjapanese
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スティーブン・セガールもさぞかしビックリしたことでしょう。
2006/09/21(木) 19:12:55 | |PJ #-[ 編集]
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