THE TREE OF LIFE ~生命の木~

世界日記 (本編)


   
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今夜九時過ぎ、仕事を終え自室でボ~っとしていた僕を、携帯電話の着信音が我に返らせた。「もしもし、タカ?元気にしてる?」脱ぎ捨てられたジーンズのポケットから手探りで取り出した端末を通じて、僕は久しぶりに母の声を聞いた。「元気やで。マネージャー研修も明日で終わりやし。そっちは?」いつもと変わらない無愛想な息子の返答だったはずだが、母はその一瞬で僕が疲れ果てている事に気付いたのだろう。「今日が何の日か知ってる?タカから荷物が届くの待ってるんだけど、まだ?ヴィトン?エルメス?」と、戯けてみせた。「アホか!何も送ってへんわ!ボケ!もう切るで!」僅か数分の会話、特に大した話はしていない。だが、少し元気が出た。昔から浴びせ続けてきた母親への罵詈雑言、幾度となく聞かされ続けたオカンのギャグ・・・。そこからは、愛する故郷・大阪の香りが感じ取れた。

「オカン、ありがとう」・・・。
僕はproudjapaneseであって、オダギリジョーではない。速水もこみちでもなければ、大泉洋でもない。よって当然、今年も上記のような小っ恥ずかしい台詞が、僕の喉元を通過する事はなかった。しかし・・・。

来年の「母の日」までには、しっかりと感謝の気持ちを伝えられる男に、母を元気付けてあげられるような息子になりたい。ほんの少しだけ、そう思った。

都内生活102日目、送り主不明の荷物が届くと同時に終了。
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